2011年 08月 02日
【散歩日和】静岡・久能山東照宮 3/4 〜 楼門と境内
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明治の神仏分離令を受け、仏教建築である五重塔は礎石を残し取り壊されたとのこと
平成22年に国宝に指定されたばかりの御社殿があります
右側へ迂回しないとなりません
微妙に違うのですね
奉納品が納められたそうです
ようやく国宝を見ることができます
戦国の世に終止符を打ち、264年に渡る幕政の礎を築いた徳川家康公。駿府城においてその生涯を終えたのは、齢75歳、時に1616年のこと。遺命によりその夜にはこの場所へ葬られたそうです。日光東照宮に改葬されたのは翌年、それも遺命によるとのこと。
家康公を神格化して祀った東照宮は、江戸時代に幕府や徳川家に関係する大名によって建立され500を越えたそうですが、そのうちの130社が現存しているそうです。その中でも、日光東照宮、久能山東照宮の二社ともう一社をもって日本三大東照宮とする東照宮は多く、いくつかの東照宮が「我こそは」と名乗っているそうです。
それでも実際に家康公を葬ったのは日光と久能山だけ。以前、芝東照宮をご紹介した時に上野東照宮と合わせての「四大東照宮」に触れましたが、それはあくまでも芝東照宮境内にある石碑文に記載されているにすぎません。芝の増上寺と上野の寛永寺は徳川氏の菩提寺のため、そのゆかりを強調したものなのでしょうね。
by ftw71
| 2011-08-02 23:55
| 散歩日和
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