2006年 08月 21日
バックアップのススメ
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今日からまた普段の仕事生活に戻ったのですが、いつにも増して忙しいです。
きんぐの会社は盆暮れ&GWの休みは多めに取るので、休み前と休み明けは仕事が集中します。特に今回は特別な事情があったため初日にしてヘロヘロになってます。その事情とは、休み前に会社のMacを壊してしまったのです。
休みを利用してメーカーに入院(保証期間だったため)。HDが生きているか微妙な状態だったのですが、残念ながら死んでいたようです。さらっと交換されてしまいました(笑。ま、覚悟はしていましたけどね。基本的に彼らはデータのサルベージ(復旧)には全くと言っていいほど興味を示しません。特に保証修理の場合は、原因を突き止めようとはしません。認識しないなどの不具合があればハード面で即交換、あるいは初期化してしまいます。
ですが、そのやり方自体は間違ってないし当然の対応です。多くの修理を抱えるメーカーにとって、どれだけ時間がかかるか分からない原因究明などしている訳にはいかないでしょうし、効率をかんがえればもっともな話ですからね(修理報告には原因は明記されておらず、交換部品のみが明記されていました)。そして基本的にはデータにおける責任はあくまでユーザーにあります。どんな不具合が起ころうが、それでメーカーを問いつめるのはお門違いなのです。データのバックアップは、セキュリティ対策と同じく自己責任ですから。
で、きんぐはこのバックアップを怠っていました。会社のバックアップはネットワーク(社内LAN)上のサーバに取っているのですが、このサーバは時間設定がしてあって、サーバ自体のバックアップのために夜中の0時でネットワークがダウンしていました。夜中まで仕事をしているきんぐがその日の作業を終了してバックアップを取ろうとしてもすでにサーバは落ちていたのです。だからバックアップ先が無くて取っていませんでした。前日の作業データを翌日に取れば良かったのですが、1日の最後にバックアップという意識があったために、日中に取る気にはなれず0時を過ぎた日はさぼってました。
結果から言えば、仕事そのもののデータの8割はバックアップされていましたが、仕事をするための補助的なファイルなどは全滅してしまいました。5年分の業務日報(日記)やコンペの採用状況を記録したデータ、デザイナー数人分の予定表(これは管理用なので個人に迷惑はかかりません)など、全てが跡形もなく消え失せました。そんなわけですが、悔やんでいても仕方ないし、片っ端から前の状態に近づけるべくキーボードを叩いてファイルを作りました。普段の仕事もしなければならないので1日2日でというわけにはいきませんが、1週間ほどで完璧な状態にしたいと思います。
バックアップは保険のような物です。役に立つことは少ないかも知れませんが、いざ役に立とうものならその恩恵は計り知れないものだと痛感しました。皆さまもお気をつけくださいね。
by ftw71
| 2006-08-21 04:01
| life
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