2006年 02月 04日
失敗写真…。
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この間、川崎大師へ行った日のことです。
参拝中は(ホンの2時間弱ですが)えびぶを車で待たせていました。
なので、帰り途中に短い時間ですが海へ散歩に連れていきました。
カメラもあることだし、当然写真を撮るわけですが…。
ところで デジカメを使っている方はご存じでしょうが
デジカメの設定にWB(ホワイトバランス)なるものがあります。
その時の光源を選ぶことで、より自然な色合いをつくるわけです。
銀塩カメラではレンズに一定の光を遮るフィルタをつけて調整しています。
この日はとても天気が良く、通常ならばWBを「晴天」にするのですが
先に行った川崎大師には境内に建物がたくさんありますので光と影の部分ができます。
選んだWBは「晴天日陰」でした。

カメラ背面の液晶で確認しつつ、ある程度白トビを抑えるために露出をマイナスに補正。
液晶は賛否両論ですが、きんぐは液晶で確認するのは明暗(露出)くらいで、
色合いは把握しにくいと感じています。これが後にひびくのですが…。
川崎大師の写真は思った以上に自然な色合いになりました。
光と影が混在する場所ではこの設定はいいな と思いました。
その後、海辺にてえびぶの写真を撮るわけですが…、
この「晴天日陰+マイナス補正」がきっちりと生きていたのです。
海辺の陽射しは強く、日陰とは無縁でした。結局最後まで気付きませんでした。
帰宅後PCで画像を確認すると…、
マイナス補正は問題なかったのですが、色が以上に黄色い! 昼なのにまるで夕方!
その瞬間、本日の海写真全滅にしょんぼりです。

後日ファイル整理のためにこの時の写真を開いた時のことです。
で、しばらく見ていると…。これはこれでおもしろいかも、と思えてきました(笑。
一番の上の波の写真は、昼下がりなのですが、
ドラマティックな夕暮れを演出しているような(笑。
真ん中も、何となくノスタルジックな感じで。
黄色いことが 逆に物語性を出してるような出してないような…(笑。
下のは風で揺れる潮溜まりを真上から撮ったのですが、
琥珀にもにた輝きがあるような…(笑。
一見失敗してしまった写真も、
見方を変えるとおもしろいかもしれないと感じました。
***ちなみに 一眼デジのほとんどはRAWという形式をサポートしています。
このRAW形式というファイルは絵柄の情報を記憶したもので
専用ソフトを使ってPC上で
「現像(に相当するデジタル作業)」をしなくてはなりません。
(ちょっとわかりにくいですが、
要はJPEGファイルのように撮影=写真ファイルという訳にはいかないのです)
現像する手間がかかるのですが、撮影時の設定を現像時に変更することができます。
つまり今回のようにWBを間違えても、現像時に設定を変えることができるのです。
きんぐは 後々面倒なのでこの形式では撮りませんが
撮影時にファイルの圧縮がないので
作品のクオリティを追求するプロやハイアマチュアの人は使っているようです。
by ftw71
| 2006-02-04 05:55
| life
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Comments(3)
えぇえぇ、このお写真素敵ですよ。
夕暮れ時みたいで琥珀色な感じがよいです~。
エフィちゃんのお顔も楽しそうだし^^
夕暮れ時みたいで琥珀色な感じがよいです~。
エフィちゃんのお顔も楽しそうだし^^
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あ、すみません。↑クラママです(^_^;)

ログインしてるとなりますよね(笑。
お誉めいただき光栄です♪
自分的には、青い空・青い海のつもりで撮影してたので
そういう意味ではやはり失敗しました。
PCで見たときは膝から崩れ落ちましたもん。椅子に座ってたけど(笑。
でも、そういった思い込みを排除してみると、案外おもしろいと感じたのです。
あえてセオリーを破ることで、新しいものが生まれることもあるのだと気付きました。
お誉めいただき光栄です♪
自分的には、青い空・青い海のつもりで撮影してたので
そういう意味ではやはり失敗しました。
PCで見たときは膝から崩れ落ちましたもん。椅子に座ってたけど(笑。
でも、そういった思い込みを排除してみると、案外おもしろいと感じたのです。
あえてセオリーを破ることで、新しいものが生まれることもあるのだと気付きました。