記憶の海辺
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とあるミュージシャンのPVを見る機会があって。それは浜辺で演奏しているものでした。その海を見た瞬間に「あ、逗子海岸だ」とわかりました。1度だけクーさん家と訪れた逗子。決して大きな入り江ではありませんが、なんとなくそこにしかない雰囲気があって。クーさんやエフィとの楽しい思い出の海。なんとも嬉しい気付きでした^^

エフィ、先日の雷雨からずっと辛そうな状態が続いています。落ち着いていた咳も頻繁に出るようになったし、息苦しそうにハァハァする回数も増えました。先週末には体内に熱を持っているのか、なかなか寝入ることもできずに。自分でもイライラしていたようです。
そんなこともあり、休み明け、出勤前にみんなで病院まで行ってきました。週末に行く病院ではなく遠い方。こちらの病院、最近はごろが単独で連れて行くのですが、病院に入るには10段ほどの階段を降りなくてはなりません。いつもはごろが前からエフィを補助しながら、ゆっくりと1段ずつ降りるらしいのですが、ちょっとエフィの体力的に厳しい状態になってしまって。
その時のエフィは自分の体を起こしたり支えることすら厳しい状態で。ほぼ1日中寝たきり。トイレの際はきんぐが抱き上げて起こしそのまま屋外のトイレ。排泄後また抱いて寝床へ。きんぐが寝ていたり不在の時は、室内にトイレを作りそこで用を足してもらっています。

つまり、搬送係としてついていったわけです。抱っこで階段の上り下りをするために。前夜寝ていないきんぐを気遣いごろが運転。と言っても、前日は10時間以上寝てたんですけどね^^; 「運転するから少しでも寝て」と言われたのですが、まぁそれなりに話しながらの道中だったので結局起きてました。
高速の渋滞を逃れるため、距離的には大回りになるコースを選びました。ごろにとっては2度目のコース。きんぐは初めてのコースだったので興味があって。途中分岐する場所では片側が混んでいて、「前に通った時もあっち方面は混んでたんだ」なんて得意げに教えてくれたごろですが、いやいや、ウチもあっち方面へ行くんだけど…。 ね、寝られないでしょ^^;

エフィは病院で処置をしてもらい少しは楽になったみたいです。往復で4時間強、処置に2時間で計6時間超。その後出勤したのですが、いつもと大して変わらない時間でした^^; いつもどんだけのんびりしてるんだ、ということですね。
調子の波はありますが、エフィはそれなりに落ち着きました。今、呼吸時には体内からの異音があり、すこぶる快調と言う訳ではありません。異音はその時によって色んな風に聞こえます。ゴムボールを潰すようなぎゅっ・ぎゅっといったものや、カエルのようなグェ・グェというもの。ポンプのようなぽこん・ぽこんという時もあれば、今夜は塩ビ管を叩いたようなビェン・ビェンという感じです。ちょっと前に話題になったブルーマンです。
それでも、エフィの瞳は生気で溢れています。その輝きを見ていると「無理するな」という言葉を思わず飲み込みます。エフィの辛い姿を見ることは確かに辛いことです。でも、ごろは言います。1番辛いのはエフィだから。そのエフィが頑張るのなら、こちらはできる限りのことをしてエフィを支えるだけ、と^^

エフィが笑えば わが家もほころぶ^^