約束の海
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やっぱり寂しいものですねぇ…
病気がわかってから1年の間、土曜日はエフィの通院デーでした。土曜の朝は眠い目をこすりながら、慌ただしく出掛ける準備をしたり。エフィはそんな姿を見ながら、「どこに行く気ですか! あたしをおいていかないでくださいよ!」とでも言うように猛烈アピールしたりして^^; そうして毎週末かかさずに通ったものですが、それがなくなりました。
外で一服していると目に入る庭。庭と呼べるかは別にして、ここはリフォーム時にコンクリを流して駐車場にしようと考えてました。でも、「エフィが日向ぼっこする場所を残したい」とごろが言ったので、小さいながら芝生を植えたり。昨年の秋から今年の冬にかけて、この庭でエフィはゆっくりとした時間を過ごしました。
そこかしこにあるエフィの記憶。どんなに小さなことでも、今は寂しさに繋がり、何だか力の抜けた1週間でした。そんなふわふわで曖昧な感覚のなか、ごろと一緒に毎日朝までエフィの話をしていた1週間でもありました。だからいつも以上に寝不足だったりして^^;
でも、長々と色んな話しをしたのち、決まって最後は2人して決まった台詞。「うまく呼吸ができずに苦しかったり、自由に体が動かせなくてしんどい思いをしただろうけど、ようやくゆっくりと休めるようになって良かったよ。好きなだけ、満足してくれるだけゆっくりと休んで欲しいよね」
以前に書きましたが、エフィと交わした、また海に連れて行くという約束。エフィが逝く4日前に果たすことができました。夜が明け始めた直後の爽やかな海。ごろはこの時、すでにあまり時間が残されていないことに気付いていたようです。いいえ、むしろもっと前から。毎日を一緒に過ごし、小さな変化すら見逃さなかったごろ。だからこそエフィは、その全てをごろに委ねてくれたのでしょうね。
僅かな時間、大好きだった浜辺ではありませんでしたが(浜辺はカートを動かせないので)、それでも満足してくれたことと思います。だって、飼い主目線を差し引いても嬉しそうでしたもん^^ そんなエフィを見て、ごろもまた嬉しそうに。
エフィの体力を回復させるためだと受け取っていた恵みの夏休み。それはできませんでしたが、こうして家族で過ごすことができました。できる限り一緒に、手を伸ばせばエフィに触れられる傍ですごした1週間。小さな声で話しかけても、エフィがちゃんと聞こえる距離。そういう意味で、やっぱり恵みの夏休みだったのだなぁと思います^^
連日、たくさんの方からエフィにとお気持ちを贈っていただいてます。また、ご自身のblogなどでエフィの追悼記事を掲載してくださった方、足を運んでくださる方、心配して電話やメールをくれる方。とても感謝しています。すぐに言葉を返すことができず心苦しいですが、取り急ぎこちらでお礼を言わせてくださいね。ありがとうございます^^
上から4枚目の写真
「あたしは幸せですよ」って エフィの声が聞こえて来ます
16才のにゃんこが逝った後に 感じました
形が変わって ずーっと一緒に居るんだ
・・・って
えひがお空の上で少し休んでる間、ちゃんと二人も休んでね。
ごろさんの日記を見て思いました。
やっぱりえひはきんぐさんとごろさんのところを選んでやってきたんだね。
だからまたやってくる時も
どんなに遠くで生まれても、必ずまた二人を見つけて
出会うためにやってくるはず、って。
そう信じられます。
お気持ちわかります・・・って言えないけど、
悲しくはないけど淋しいって、ほんとそうでしょうね。
大好きな公園・大好きな海・・・
きんぐさん一家にとって大切な夏休みだったのですね。
まるで、えひちゃんもその日を選んだかのように・・・
えひちゃん、とっても幸せでしたね。
最後の日のしっかりぱっちりの愛らしいお目々から伝わってきます。
「とーちゃん、かぁちゃん、帰ってきますから・・・」って。
きっと帰ってきますよね。
その日を信じて待ってるから、今はゆったりまったり過ごしてほしいです。
う〜ん。それがどちらかというと
今回は「まだ」1週間という気がするんですよ。
何て言うのかな。1日1日が寂しさで膨らんでいるというか…。
ごろは特にそうだと想います。
何しろ1日の大半をエフィのことで過ごしていましたからね。
16歳かぁ。たくさん幸せをもらいましたね^^
なんだかんだ言っても、
彼女たちから人がもらってるものの方が大きいですよね。
それがゆっくりもしてなかったりして…^^;
やっぱりほら、まだまだしゃきしゃきと動くことはできなくて。
ほわわぁ〜んて感じで毎日過ごしてます。
そうすると、やらなければならないことが、のろのろとすすまなくて。
まぁそれでも生きていけるんですけど、仕事が終わらずややピンチ^^;
ごろとエフィはそうなのでしょうね。
エフィは透明になっちゃいましたが、絆は残っています。
ごろの手の感覚をちゃんと覚えていることでしょう。
ついては離れ、またついて。ずっと繰り返してきたのでしょうね。
今度はごろのほうもアンテナ立てて待ってるそうです^^
あ、すいません。泣かせちゃいました?^^;
いやぁ、でもホントに寂しいんですよ、これが。
家の中、どこを見てもエフィのことばかり。
かといって外に出ても、
散歩場所の公園とかでつい目が探しちゃうんです。
分かっていたことだし、耐えられないというわけではないんですけど
文字通り心にぼっかりと穴が開いてます。
この穴そのものは決して消えることはないかもしれないし、
無理に埋める気もありません。
穴は残っても、時間は少しずつ蓋をしてくれることでしょう。
隠すわけではなく、その穴に落ちないように。
ん? それって落とし穴?